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目次
一時間め:転校生
二時間め:異変
三時間め:寄宿生活
四時間め:魔犬?
五時間め:脱脂粉乳
六時間め:百合
七時間め:オート三輪
八時間め:町へ
九時間め:ビジネス旅館
十時間め:ご神体
十一時間め:パニック!
十二時間め:格闘
十三時間め:秘密
十四時間め:告白
十五時間め:真理と麗美
十六時間め:洞窟侵入!
十七時間め:洞窟内
十八時間め:アテナ
十九時間め:女学院崩壊?
二十時間め:戦闘
二十一時間め:エピローグ
動画コーナー
(この小説は2003年6月に脱稿しました。そのため一部の解説は当時のままです)
真理と絵里
登場人物
ルー(小津瑠宇子)
主人公。聖ガニメデ女学院二学年に編入してきた転校生。兄と病気で入院中の母がいる。
真理(館岩茉莉子[中村茉莉子])
聖ガニメデ女学院二年生(ルーのクラスメート)。東京浅草で芸者をしていた母(中村惠子)の庶子。母の死後、実父の館岩老(政財界で名の知れた人物だったらしい)にひきとられるが、館岩老の死後、世間から隠すように聖ガニメデ女学院に入学させられる。白兎寮の寮生でルーと同室。バドミントン部部長。
絵里(葛城絵里子)
ルーのクラスメート。大会社の社長令嬢であるが、母の死、父の再婚を経て、聖ガニメデ女学院に入学させられた。気が弱いため、入学早々いじめられていたところを真理に助けられ、それ以後真理の後をついていくようになる。白兎寮の寮生でルーと同室。バドミントン部員。
美奈子(柘植美奈子)
ルーのクラスメートで級長。バレーボール部員。おっとりした性格で面倒見もよく、成績は全科優秀。資産家の令嬢だが、親しくしていた出入りの若い庭師に接吻されているのを親に見つかり、この学校に入学させられる。
本人は親に見られた時も入学させられた時も特に動揺なく、さばさばした態度で、どれだけ自覚しているのか、はたから見ただけでは不明。白兎寮の寮生。
麗美(海棠麗美)
ルーのクラスメート。比翼寮の一室に一人で入室している。旧華族の家柄で、父母は幼い頃に亡くなり、厳格な祖父母に育てられた。聖ガニメデ女学院は祖母の母校で、祖父母の勧めもあったが、どちらかというと祖父母を嫌って自ら入学を希望した。
如才なく立ち回れるので教師には受けが良いが、なぜか真理とは馬が合わず、あからさまに反目しあっている。
百合(白井百合子)
ルーのクラスメート。山林王の一人娘。家は裕福だが、山村にあり、小さい頃から山野を駆け回っていたので、木や建物を平気で登っていく。性格は控えめだが、その分突飛な行動が目につく。白兎寮の寮生で美奈子と同室。
沙羅(大堂寺沙羅)
ルーのクラスメートで副級長。外交官の娘。母親はフランス人でハーフ。中学一年生までフランスを中心にヨーロッパで暮らす。この当時国際結婚は珍しく、帰国後共学の中学校でいじめられたので、卒後聖ガニメデ女学院に進学した。
科目については、英語は話せるので得意だが (フランス語はもっと堪能だが科目がない)、現国、古文、裁縫、料理は苦手。白兎寮の寮生で美奈子と同室。
螢子 (諏訪螢子)
聖ガニメデ女学院三年生で手芸部部長。聖ガニメデ女学院近くの村の神社の神主の一人娘。実家はそれほど裕福ではないが、村の名士である。その村には高校がないため、十数キロ離れた町の高校へ行くにしても下宿せざるを得ず、結局最寄りの聖ガニメデ女学院に入学した。
作造(小津作造)
ルーの兄。現在、町の食料・雑貨店である三河屋に勤務。
ミンチン女史(明石清子)
聖ガニメデ女学院の教諭、家政科担当。二学年の担任。やせぎすの初老の女性で性格はきつく、生徒たちを厳しく指導する。
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